つけてよ、キャンドル。

願わくは、あなたもそうでありますように。

INTERVIEW〜お願い、誰か僕を助けて〜①

 

INTERVIEW@京都劇場

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9月16〜19日の4日間、京都劇場にて行われたINTERVIEW〜お願い、誰か僕を助けて〜 無事に終わりました👏パチパチ

 

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いろいろ衝撃、とゆうか…うん、凄かった。すごかったじゃなくて、凄かった。←漢字のほう

 

今回はユナクさんとソンジェがシンクレアのダブルキャストだったんですが…始まる前からいろいろイメージ湧かなくて。笑

 

イメージ湧かないって表現はおかしいな。この2人が同じ役を演じるイメージが湧かないって感じかな。しかも「多重人格の殺人鬼」わたしの頭は大混乱ですよ【審議中】 ( ´・ω) (´・ω・) (・ω・`) (ω・` )

 

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そんなこんなで始まった、INTERVIEW.

 

やっぱり難しいお話で、初日観て頭が痛くなったけど、これはRENTの時に感じた頭の痛み…!!w

 

内容を理解するために集中しすぎて、特に今回は字幕も追わなきゃいけなかったので、それはそれは激しい頭痛が(笑)(笑)目の疲れもあるんだろうなあ…初日5列目で、字幕はステージ両サイドの上の方に流れてたから、ほんとに見づらくて…呪!!!ってなった∠(^o^)ゞ\(^o^)/のちに、後ろの方の席で観た日はそんなことは感じなかったので、やっぱり席によっていろいろリスクもありますね。前がいいってわけでもない、かな。昔はサイドブロックでもとにかく前方の席が嬉しかったけど、少し列下がってもセンターブロックのほうが全体は見やすいし、ステージ構成も観れるから、いいなって思うことが増えました。歳とったのかな(何の話)

 

よし。来年、INTERVIEWの東京公演もありそうだし、今回はほんとにほんとにちゃんと感想まとめます。

 

 

あ、わたし2人のシンクレアの比較はしません(*´ω`* )あと、激しくネタバレする気がします。これから書くのでわかんないけど(笑)

INTERVIEWを観てなくて、感想を求めてこのブログに流れ着いてきてしまった方がもしいらっしゃいましたら、ここから先は自己責任でお願いします。

 

台本に沿って話を進めていこうかな。

 

 

【第一幕】

プロローグ

開演ブザーが鳴ったあと、スクリーンにはスライドで複数のフィルムが映し出されます。それと共にSong1「子守唄」が流れます。

 

恐い…。

 

初日にそのスライドを観たわたしの感想は、ただただ恐い、でした。まともに見れなかった。こわくて。これから数時間、このミュージカルを最後までちゃんと観れるかどうか本当に不安になったくらい恐怖しかなかったです。毎日観てると、慣れてきたのか、目を背けるほどではなくなったけど、でもやっぱり今でも恐いと思ってしまう。そんな幕開けでした。台本集にそれぞれのスライドフィルムの内容が載ってますね。6種類。ちゃんと確認したかったけど、おそらく今後もわたしがちゃんと観れることはないかと思います。こわいから(笑)

 

逆に、子守唄自体のメロディーラインはすごく好きで、ピアノで弾きたいって指が動いてしまうような、そんな感じ。でも歌詞を見ると、スライドが頭によぎって、これまたトラウマにでもなってしまうような、そんな曲でした、わたしにとっては。

 

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さてストーリーはもう始まってます。恐怖を感じたあのスライドフィルムも、大切なキーワードですね。

 

1.インタビュー開始

最初に舞台に現れるのは、イゴンミョンさん演じるユジン。誰かと電話をしながら、「もう少し時間をください…はい、わかります…でも今は駄目です。絶対に明らかにしますから、もう少し時間をください…。」 と頼み込んでいる様子。

 

その後、レコーダーに吹き込む。

「2001年2月17日、5日目。報道によって生じる世論が激しくなり、耐えがたいものになっている。でも私は信じている。いや、信じたい。今日こそは必ず真実に近づけると願う。」

レコーダーを停止して、紙を手に取る。

 

Song2「遺書」

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タイトル通り、遺書。昨年起こった連続殺人事件の犯人が収監室で自殺する前に残した遺書。犯人は「オーフェリア殺人犯」と呼ばれてる。理由は、殺された女性達が皆、水で溢れる浴槽の中でゆらゆらと揺れるワンピースを着せられて発見されたから。まるで、ミレーが描いた「オーフェリア」のように。

 

きっとこれからきたのかな。ミレイの描いた「オフィーリア」ハムレットに出てくる美しい水死体ですね。INTERVIEWの中に出てくる、狂気、死、絶望、水、コマドリなどなど、すべてこの作品にも表現されてますね。「Who Killed Cook Robin?(誰がクックロビンを殺したの?)」深い絵ですね。絵のことはあんまりわかりませんけど。あんまりどころかまったくわからないので黙ります(笑)

 

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Who killed Cock Robin?

コックロビン マザーグースの歌。参考までに。

 

ユジンが遺書の説明をしている途中で、入り口のドアのベルが鳴ります。そして、ドアのノック音、、トントントントントントンッ…(ユナクさんきたーーーーーーーーー♡♡♡てかもう見えてるーーー♡♡♡♡♡)わたしの心の声は置いといて、主役シンクレアの登場です。

 

シンクレアは出版社から紹介を受けて、ユジンのアシスタントの面接に来たらしい。面接って考えると少しラフな服装?って思ったけど、まぁジャケットも着てるし、いいのかな。とりあえず、かっこいい。

 

部屋の中に入ってたシンクレアとユジンの会話。ここの会話も何か深い意味があるのかなと思いつつ、よくわからなかった。あ、でも途中でまたコーヒーもタバコも出てくるからやっぱ意味はあるなぁ。

 

ユジンにコーヒー、と言われ、カフェインは苦手と断るシンクレア。いや、自分が飲みたいと言い、シンクレアにコーヒーメーカーでコーヒーを作らせるユジン。なんて展開なの(笑)面接に来た人にコーヒー作れって(笑)

台本集に「初めての場所にも関わらず、あれこれよく見つけ出す。」って書かれてるのちょっと笑った(笑)

 

次の質問は、タバコは吸うか。さっきのコーヒーの質問でちょっと微妙な反応だったから、少し慎重に答えるシンクレア。タバコは一度も吸ったことないらしい。驚くユジン。嘘だろう?作家志望なのに?って。イメージ的にはそうだね。なんか作家さんってタバコ吸いながら原稿書いてるイメージ。

 

作家に必要なものは何かと問われるシンクレア。想像力と洞察力、物語に命を吹き込む力が必要と。

 

ここでユジンはシンクレアの履歴書に目を通します。

 

「シンクレア・ゴードン…本名か?」「シンクレア・ゴードン、本名です。なぜですか?」履歴書って本名書くよね?ここのやり取りなに?ってちょっと思ったけど、重要でした。

作家志望は、憧れてペンネームから入る人もいるだろって。ユジン先生はペンネームですか?そんな馬鹿どもと同じに見えるか??  ユジンおこ(^ν^)違

 

そんな会話をしつつ、コーヒーを淹れてユジンに差し出すシンクレア。飲めないのに上手く淹れるなって褒めるユジン。大学時代にカフェでバリスタの真似事してたって、ニッコニコでバリスタの動きするユナクさんが禿げキャワだった(´⊃ω⊂`)シリアスなストーリーの中にもたくさんの萌えユナクさんがいたので、わたしはなんとかこのお話を乗り切れました(笑)

 

じゃあバリスタになればよかったのに、どうしてここに来たのかと尋ねるユジン。小さい頃から小説家になりたくて、と答えるシンクレア。

文を書くのが何だと思うか?と聞かれるシンクレア。

 

「もう始まってるんですか?インタビューが。」

この台詞で初めて気付いたんだけど、ここで言うインタビューって面接のことなんだね。なるほどなるほど。

 

ユジン曰く、ドアを叩いて入って来た瞬間からインタビューは始まってると。で、さっきの質問に答えて?

 

「テレパシー」

 

シンクレアにとって文を書くことはテレパシー。文だけじゃなくて、すべての芸術はある種のテレパシーだと思ってるって。深いな。

ここだったかな?テレパシー!って言う時のユナクさんが、両手の人差し指を合わせて、ピピピってやっててめためた可愛かった…!!!!なんて言えば伝わるのかなあ〜あ!TWICEのCheer upの미안해♪のところの振りみたいな感じ。

 

「君を超能力者と呼ばないとな。君とテレパシーが1番繋がる作家は誰だ?」「ポー」

 

シンクレアの好きな作家は、エドガー・アラン・ポーという方らしい。ユジンも好きなようで、ポーの作品名を次々とあげていく。シンクレアもそんなユジンの言葉に自分の声を重ねて、2人声を揃えて作品名をあげる。 

 

その中でも1番好きなのが「アナベル・リー」と伝えるシンクレア。テンション高い。

そしてここから2人で暗唱。この曲の始まりの音楽が本当に好きです。心地よい。耳が落ち着く感じ。INTERVIEWに出てくる楽曲はどれも素敵な音を奏でていて、またその音色が劇中の心境の変化や、怒り、悲しみ、いろんな感情を表現する手助けをしているというか、なくてはならない重要な役割をしていると思いました。本当に綺麗な音がたくさん。東京公演では是非ともサントラを発売してほしいです。

 

アナベル・リー。

これですね。オンニが教えてくれました。

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 マジックトレイン本のページ エドガー・アラン・ポー「アナベル・リー」訳

 

 

 

 

 

うん。全然先に進まない!!!(笑)

台本で言うとまだ8ページ!!!\(^o^)/\(^o^)/ストーリー省けばいいんだけど、でも書いておきたいし。。とりあえず、様子見ながら書いていこう。自己満足だし。