INTERVIEW〜お願い、誰か僕を助けて〜②
オーフェリア殺人鬼の遺書を渡して、物語を作ってみてと言うユジン。受け取って、椅子に座り、考え始めるシンクレア。この時のユナクさんの横顔がとても綺麗で、じーーーーっと見てしまいました。手を口元にもってって、爪をかじるような、そんな仕草もしてたね。幼い頃不安定だった子とか、大人になっても無意識にそうゆう仕草出ちゃうイメージ。あくまでもわたしの中でのイメージだけど。
(キム・スロさん FBよりお借りしました)
この時の曲が、ユジンのSong3 不器用な美。シンクレアの姿を見つめながら、なんてゆうか…すごく…熱心に見てて、うーん。ぴったりな表現が見つからないのがもどかしいんだけど。。。
台本には、「ユジンは夢中になっているシンクレアの横顔を見て、若き日の自分の姿を重ねる。」って書いてあるけど、本当にそれだ。見つめる視線が、歌詞が、歌声が、響きが、、全身でそれを表現してて、ゴンミョンさんすごい…って思った。
誰かの遺書のようですね…と、シンクレア。自分にも経験があります、と。小さい頃、自分を虐める人がいて。その人を本当に殺したいと思った。無意識にその人を殺す計画を練っている自分に気づき、それを考えている時、鏡に映る自分が自分じゃなくて、初めて見る見知らぬ顔で、忘れることができなかったって。
人間は誰もが、怪物を一匹ずつ抱いて生きていくものでしょう。
怪物?
この物語の大きなキーワードですね。
ユジンは問う、怪物?INTERVIEWは全編韓国語で演じられていますが、ユナクさん公演の千秋楽にゴンミョンさんがここの怪物?ってセリフを日本語でカイブツ?って言ってて、可愛かったです(笑)
ゴンミョンさんもユナクさんも、怪物って言う時、横で両手をピースして指を少し曲げて、めっかわ!←この文章で後から読んだわたし想像力膨らませて思い出してくださいw絵に描いとかなきゃ忘れちゃうかな…(不安)
あと、ユジンのことをシンクレア、선생님(先生)呼びなんですが、선생님!って呼ぶユナクさんが可愛くて、わたしはそれも萌えポイントでした(´pωq`)
この辺りは、2人とも椅子に座って、机を挟んで向かい合ってたかな。
今度はシンクレアが問う、先生はご自身の中に、もう1人の自分はいませんか?…私に聞かずに、早く話を進めたまえ。ユジンさんまさかのスルー!←
「テストですか?」
ここのセリフ、多分、Testing??って言ってて、言い方がめっちゃ可愛かったああぁあああ〜〜!(当社比)目の前に座ってるユジンを見ながら、ちょっとキラキラした目とゆうか、わたしにはそんな風に見えた。
わたしが勝手に萌えてる中、ユジンは、無駄口が多いな、できないんだったらやめろってシンクレアに塩対応/(^o^)\/(^o^)\シンクレア화이팅!
また考え込むシンクレア。先ほどと同じく、美しい横顔。
そしてここから、Song4 シンクレアの物語が始まる。
ステージ真ん中に椅子を移動させるシンクレア。ここから新たな物語が始まります。そういえばこのシーン、ユナクさんのランスルーで公開されてたところだね。
(画像お借りしました)
아이가 있어요(子供がいます)、아픈 엄마(病気の母親)から始まるのですが、このセリフがどうしても韓国語の教科書(初級編)に出てきそうで、毎回心の中で復唱してしまった(笑)あいがいっそぉよ
あと、ここは何度も엄마(母親)って歌詞セリフが出てきますね。ユナクさんの口から出てくる엄마って単語が可愛くて可愛くて。変な性癖が芽生えそうでした(何の報告)
子供と、病気の母親。自己中心的で子供に関心のない母親。子供はいつも自分を見てほしかった。
いつも退屈だった子供は、自分と遊んでくれる友達をくださいと祈る。そんなある日、部屋の片隅に自分を見つめる友達に出会った。
君は誰?
僕はただの僕さ
名前はなんていうの?
「ノー・ネーム」
嬉しそうな子供。両手を繋いでブンブンふって、友達が出来たことを喜んで…。ユナクさんが禿げキャワだったァアアアーーー!!!
ノー・ネーム…ただの作り話の中の架空の人物かと思えば、このノー・ネームも最後まで重要な人でしたね。
ノー・ネームはその子供に、ママは必要ないと話す。そして子供は深く眠るママに近付き、包丁で母親の胸元を刺す…ユナクさん迫真の演技です。
センターに置いた椅子を母親に見立てて、椅子を刺す演技なんだけど、刺した後の、ハッ…!!!!って声と表情が痛かった。母の愛を感じたくて、でも母親は自分を見ない。ただ抱き締めてほしかっただけなのにね。ユナクさんの叫ぶような歌声。ピアノの音もそんな叫びの手助けをしているかのように、激しく奏でられていました。
母を殺してしまった子供は、友達に寄り添いたかった。ノー・ネーム!ノー・ネーム!!大声で呼ぶ。呼ぶ、より心の底から叫ぶって感じかな。
ノー・ネーム!ノー・ネーム!
어디에 있어!?ノー・ネーム!!!!
어디 있어!?かも。どっちでもいいや(良くないです)どれだけ呼んでも叫んでも、ノー・ネームはいない。そして、やっとわかる。ノー・ネームは子供の中の怪物だった。
一番端の柱に抱き付くシンクレア。ノー・ネームはいない。
アナベル・リーが好きだと聞いて、ラブストーリーを期待してたら…、違ったユジン先生。
ユジンが声をかけても、柱を見つめたまま反応のないシンクレア。
このシーン、台本では「この時シンクレアはウッディとノー・ネームに少しの間人格が変わり、変化を経て、また戻ってきたように見える。」と書かれてます。
シンクレア?シンクレア!!!大声で呼ばれてやっと我に帰り、ユジンの方に振り向くシンクレア。네!
죄송해요.
ユナクさんの演じるシンクレアの中で人格が変わりそうになる瞬間…というか、人格が動きそうな時って、首をカクッカクッとさせる感じの動きもあったように思えます。これから先出てくるシーンのいろんなところで見たから。
振り向いたシンクレアに、ユジンが一言、ゾッとする童話みたいだな。「ありきたりでしょう?」とシンクレア。あ、ありきたり…????!!((((;゚Д゚)))))))怖いシーンでもないのに、ありきたりの一言に少し恐怖を感じました。わたしの思いは、ユジンによってセリフ化されて…w
どこが?母親の胸に刃物を刺すのが?
僕の話…変ですか?
どうして変だと思うんだ?
公演を何度も観て、展開、結末を知っている今は、この流れもわかるんだけど、初めて観た日は何がなんやらさっぱりで、すべてのセリフ、会話、言葉の意味を探しながら観てましたね。